∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡じっと手を見る≡≡

手の甲ですが

 石川啄木の歌集『一握の砂』の中に

はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る

という歌があります。

 個人的に切実な現実として共感できるものですが、同じ「手を見る」でも僕の場合は手の甲を見てしまったんですね、これが……。

 寒さでボロボロなうえにシワシワになっているんです。

 昨日、今日そうなったわけじゃないだろう。冬も終わりそうだという今頃になって気づくなんて遅すぎるだろ。早く気付けよ。だいいちハンドクリームをきちんと塗り込んでおけば、ある程度は防げるはずじゃないか。どうせ顔もそうなんだろ……。
 何と言われても致し方ないような状態になっています。たしかに手が痒かったり、ピリピリと傷んだりしているのは知っていましたが、じっと見たことなんてなかったんです。ちなみに唇もカサカサになってひび割れが出来ています。

 ハイ、判りました。今日からはきちんとハンドクリームを塗り込むことにします。ついでに顔にも塗ったくっておきます。
 マッ、僕なりの春への準備とお考えいただければ幸いです。

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