春雨降りて百穀を生化すれば也
二十四節気では今日から穀雨。田畑の準備が整い春の雨が降る頃になりました。
本来の趣旨を尊重すれば「種を蒔き、豊かな収穫に向かって進み始めるために恵みの雨が降り始める頃」と理解すればいいのでしょうが、農業とは遥か彼方の過ごし方をしている僕にとっては暖かくて心地よく過ごせる時期。強いて言えば“人生を豊作にするための恵みの雨が降る候ということになるのかもしれません。
となると、この時期には「恵みの雨よ降れ」と願うべきなんでしょうか。それはそれで少しだけ抵抗があるのですが。
雨が降り、気温が上がり、日差しが強くなり。そんな日々を過ごしているうちに僕が大好きな夏がやってきます。大好きな季節を楽しめるように、変化から安定に向かうこの時期を大切にします。
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