∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ メニューを変えた途端に ≡≡

食欲が驚きの急上昇

 我が家の猫たちには毎食ドライフードにウェットフードを混ぜて食べさせています。それなりに喜んで食べてくれるので、ここ数年同じ組み合わせでした。
 ところが昨日、いつものウェットフードがペットショップで品切れだったのでいつもと違う味のものを買って食べさせたんです。

 そうしたら、なんということか。バクバクガツガツ食べたうえにおかわりまで要求してきたんです。

 食事係としては、これまでと全然違う食べっぷりに慌てるやら驚くやら。目新しいからか、それとも本当に美味しいのか真意は不明ですが、いつもの倍近く食べているところをみると、きっと美味しいんでしょう。

 やっと、猫も人と同じように目新しくて美味しければ食欲が増すということがよく分かりました。反対に、食欲を維持させるためには時々メニューを変えないと飽きられるということも分かりました。
 よく言われている「ペットだって食に対して好き嫌いがあるし、飽きが来ることもある」という法則を無視してはいけないと反省もしています。

 みんなごめんな。上等なものは上げられないけれど、気に入ってもらえるように工夫するからね。
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[season13┃27 NOV. 2022 ┃24:20 JST
小雪』‥紅葉は最終章へ。山にはハラハラと雪が舞う。
AUTUMN SCENE:suwa-jinja, nishi-nippori, arakawa city
Photographed on  02 DEC. 2021

≡≡ 認証マーク3色問題 ≡≡

──金・グレー・青──
区分けした先にあるものに
首を傾げたくなる

 ツイッターイーロン・マスク氏が「12月2日から認証マークを企業は金色、公的機関はグレー、個人は青」の3色に色分けすると発表した。
 属性を明らかにする区分け自体は「なるほど」と頷くだけだったが、それによって課金の金額が変わるのかどうかは未だに発表されていない。

 認証マークは1カ月US8ドルにすると発表したものの、なりすましアカウントの多さが災いして実施出来ずにいる問題にもつながるものだが、善意に解釈すれば、課金実施を後回ししてでも属性をはっきりさせる必要があるということなのだろう。

 だが、強かな経営感覚を持っているマスク氏のことである。「色を分けたのだから金額だって変わって当然だ」と考えていても不思議ではない。
 色分けも有料化も企業改革の一端なのだから、私のような“砂浜の砂”ほどの存在でしかないユーザーがとやかく言うことではないが、首を傾げるような改革としか思えない。
 なりすましアカウントを再チェックするために停止中のアカウントを再開させて再チェックする方針も見え隠れしているようだが、以前と比べ半数以下になった社員だけで再チェック出来るのだろうか。他人事ながらマスク氏のハードワーク論のもとで働くスタッフが気の毒に思えてくる。

 バックオフィスの改革は大幅な人員削減である程度進むだろう。しかし“世界の公器”と言えるほど拡大しているツイッターのフロントラインはそうは行かないだろう。世界中のユーザーを巻き込んだ大騒動になるのは必至ではないだろうか。
 ところで、「カネはいくらでも払うから認証しろ」と迫ってくるユーザーが出てきても一般と同じ認証基準を貫いて毅然たる姿勢を貫けるのだろうか。

 無法地帯とか荒野と言われて久しいツイッターの現実を少しでも改善させるためには、経営の安定化とともに新たなユーザールールの設定などにもドラスティックな改革が必要ということは理解できる。
 だが、世界的な影響力をもつツイッターがその環境を作り出すためには、アグレッシブな経営理念に加えて、宗教観や政治体制を超えた倫理観の創成が必要なはずだ。
 攻撃的な言葉で主張することが当たり前になった今、プラットフォームの思惑でそんな理想郷を作ることが出来るのかどうか疑問である。
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[season13┃26 NOV. 2022 ┃25:30 JST
小雪』‥紅葉は最終章へ。山にはハラハラと雪が舞う。
AUTUMN SCENE:suwa-jinja, nishi-nippori, arakawa city
Photographed on  02 DEC. 2021

≡≡ 目指すは全員登場 ≡≡

ワールドカップ
感想ばかりのコメントで乗り切る
JリーグOBの主戦場

 ワールドカップが始まって以来、JリーグのOBがここぞとばかり、これでもかというほど登場している。
 門外漢からすると“JリーグOB組合”が登録メンバーを割り振りをして、メイン解説者とテンポラリーなコメンテーターを組み合わせたうえで、OB全員の出演を目指しているのではと思えるほどだ。
 一方、テレビのワイドショーは、連絡先が分かるOBにはとりあえず声を掛けてみようと示し合わせているのではと勘繰りたくなってしまう様相を呈している。実際問題として噛み砕いた解説の出来る人が少ないのかもしれないが、おなじみの顔ではないので、アーカイブ映像を探し出して紹介しておけば時間も稼げると踏んだのではと勘ぐってしまいそうだ。

 昨日も書いたが、日本はグループリーグの第一戦が終えただけだ。ベストエイトに勝ち進んだ時まで“コメント予備軍”の準備は出来ているのだろうか。それとも初戦で登場してもらうメンバーを固めたので、このまま続けて出てもらうのだろうか。

 ワールドカップがサッカー関係者にとっては4年に一度の“お祭”だということは分かる。この機を逃してなるものかと思う気持ちも理解できる。だが、あくまでも解説者は素人でも分かるようにプレーの解説をする人であって、感想を述べる人ではないはずだ。
 対コスタリカ戦以降は、感想ではなく“見どころ”を語ってくれるOBが出てくれるようになるのだろうか。楽しみにしていよう。
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[season13┃25 NOV. 2022 25:00 JST
小雪』‥紅葉は最終章へ。山にはハラハラと雪が舞う。
AUTUMN SCENE:suwa-jinja, nishi-nippori, arakawa city
Photographed on  02 DEC. 2021

≡≡ 及ばざるは過ぎたるより勝れり ≡≡

気持ちは分かるが
やり過ぎでは

 昨夜、下馬評を覆して、サッカー・ワールドカップで日本が ドイツに勝利した。堂々たる勝ちっぷりだったので典型的な“にわかファン”の私も興奮した。

 報道が奇跡的な勝利をあらゆる角度から取り上げようとするのは自然な成り行きだが、今日はテレビはもとより新聞もSNSも何もかもがサッカー一色に染まり、当然のように、コロナも旧統一教会も端に追いやられてしまった。

 しかし、それにしても、である。

 にわかファンにとっては試合展開を細かく解説してもらえるのはありがたいのだが、注目選手の個人的なエピソードを重箱の隅をつつくように報道するのはいかがなものかとも感じている。

 いくら奇跡だと言ってもまだ1勝しただけである。

 今の調子だと、ベストエイトに到達する頃には「試合のことはよく分からないけれど、エピソードだけは知り尽くしている」というにわかファンが増えるのではないだろうか。

 試合展開よりも周辺の雑ネタ重視の取材を優先させる技法は、内容よりも昼食やおやつが話題になるのが通例になっている将棋と同じで、本末転倒も甚だしい。
 私の性分からすると、エピソードはある程度に抑えて、よりいっそう試合内容に注目してくれたほうが感動や感心も高まる。

 報道陣は、これから先、勝ちを重ねていってもこの方針を貫くのだろうか。このまま、サッカーを舞台にした『情熱大陸』を続けるつもりなんだろうか。これがスポーツ取材の真髄なんだろうか。疑問である。

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[season13┃24 NOV. 2022 25:10 JST
小雪』‥紅葉は最終章へ。山にはハラハラと雪が舞う。
AUTAMN SCENE:suwa-jinja, nishi-nippori, arakawa city
Photographed on  02 DEC. 2021

≡≡ ゾクッ、寒い ≡≡

妙に消極的になってしまった
勤労感謝の日
家から一歩も出なかった結果は……。

 今年最後の祝日『勤労感謝の日』は、雪ではなく雨だったのが唯一の救いのように感じる寒い一日でした。二十四節気風に言えば『小雪』ならぬ『氷雨』。冷たい雨が降りしきる初冬の一日です。

「今日は寒そうだから家にいよう」。窓越しに寒そうな天候を覗き見て若干弱気になってしまった私はコンピュータファイルの整理、読書、昼寝、そして食事と「食っちゃ寝、食っちゃ寝」で過ごしました。どんな時でも出掛けないと気がすまない性分の私にとっては珍しい過ごし方です。時々見回りに出掛けていた猫軍団も呆れていたはずです。

 と、ユルユルの一日を過ごしたせいか、いま私は心身ともにムズムズしています。やっぱり向いていないんですね、こういう過ごし方が。
 幸い明日は出回る予定が入っているので、その道中でヤケに溜まってしまったエネルギーを発散させることにします。

 ということで、おやすみなさい。明日が素晴らしい一日になりますように。
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[season13┃23 NOV. 2022 24: JST
小雪』‥紅葉は最終章へ。山にはハラハラと雪が舞う。
AUTAMN SCENE:suwa-jinja, nishi-nippori, arakawa city
Photographed on  02 DEC. 2021

≡≡ 『小雪』の節季 ≡≡

紅葉が進み
街も山々も黄や赤に彩られる頃。
ハラハラと雪が舞うことも増える。

 紅葉が進み、街でも山でも、あらゆる場所が黄と赤と緑に彩られる季節がやってきた。
 二十四節気では今日から約2週間は『小雪』の節季。北風が吹き抜ける中をハラハラと淡雪が降り始めり頃とされている。江戸期に著された『暦便覧』には「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」と記されている。

 陽の光が弱くなってあらゆる物体から鮮やかな色合いが失われていく中、樹々だけは黄赤緑と色とりどりにお化粧をして人の目を楽しませてくれる。
 まだ本格的な寒さに慣れていない人々は、北風が吹き抜けていくたびに精気が奪い取られていくように感じることも。『小雪』という冬の入口は、寒さに震える時期の中でも、もっとも寂しさを感じる頃なのかもしれない。

  とはいっても“何かを失うような寂しさ”の対極には、まるで失いつつあるものを補うかのように、暖かな鍋物、栗やキノコ、サンマやカニのように初冬ならではの“心を豊かにする食べ物”が存在する。

 この冬はどんな冬になるのだろう。充実した冬であればいいのだが。
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[season13┃22 NOV. 2022 25:00 JST
小雪』‥紅葉は最終章へ。山にはハラハラと雪が舞う。
AUTAMN SCENE:suwa-jinja, nishi-nippori, arakawa city
Photographed on  02 DEC. 2021

 

≡≡ 1カ月も間違うなんて ≡≡

オマエもとうとうヤキが回ったか

──今年のゴミ収集の最終日は可燃ごみ12月29日不燃ごみ12月20日──

【反省】今日、この張り紙を見て「エッ、もうそんな時期か!」と慌ててしまいました。「今年は早いなあ」とも思ってしまいました。そして、カレンダーを見ながら、いつ大掃除するかを考え始めました。

 そこでやっと気がついたんです、今はまだ11月。12月は来月だということを。
 すっかり慌ててしまって……。横に誰かがいるわけでもないのに妙に恥ずかしくなってしまいました。

 一瞬「オマエもとうとうヤキが回ったか」と愕然としましたが、冷静に思い返してみると、ちょっとした考え事をしている最中に、チラッと張り紙を見ただけで思い込んでしまったようなんです。
 実害のない勘違いだとしても“大ボケ”には違いありません。猫以外誰も見ていない我が家で苦笑い、です。

 こういう勘違いや思い込みは意外とあるもの。ほとんどは大騒ぎにならずに終わりますが、時として周囲を巻き込んで慌てさせることもある代物。周囲から大笑いされるくらいで済めば丸く収まりますが、そうでないと、一大事になる恐れもあります。

 ゴミの収集日くらいでよかった。

 一年の締め括りが迫ってきている今、何事にも“大ボケをかまさない”よう気を付けます。デヘヘ、フー。シュン。
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[season13┃21 NOV. 2022 25:00 JST
立冬』‥冬が始まる。木枯らしが吹き雪の便りが届く。椿咲く頃。
SUNSET:Doukanyama ave., Nishi-Nippori, Arakawa city
Photographed on 30 OCT. 2022

≡≡ 大言壮語が戻ってきた ≡≡

トランプ氏の
ツイッターアカウント復活

 ツイッターからアカウント永久停止を宣告されていたトランプ氏のアカウントが復活した。
 新オーナーのイーロン・マスク氏がツイッター上で投げかけた“復活の賛否を問う投票”で賛成票が51.8%だったことからの復活だという。

 フェアと言えばフェアな結果だが、個人的には「また、あの独りよがりの罵詈雑言を聞くことになるのか」とうんざりしている。
 たとえユーザーが投じた結果だといっても、今回の決定は、事実上SNS上で誹謗中傷、捏造、差別、偏見、扇動などを繰り広げることにお墨付きを与えたことにつながる。結果的に、言葉の暴力が垂れ流されることになってしまうのではないだろうか。

 今回の復活でトランプ氏のツイートに自動的に“いいね”を付けていたBOTアカウントが摘発出来るようになるとマスク氏は言っているようだが、熱烈な信者が個々に発するコメントが爆発的に増えるのは目に見えている。つまり“いいねの数は減っても内容は激烈になる”わけだ。

 私に限って言えば、ツイッターを見る回数が減るのは確実だ。実はこのブログも私のツイッターアカウントと紐づいているのだが、それもどうしたものかと考えている。ブログをアップした時の告知だけに利用するようにしてもいい。

 なんとも厄介な人が買収したものだ。どんな発言でも許される自由の向こうにはさらなる分断と攻撃的な敵対行動が隠れている。

 この先、ツイッターが惨事の火付け役にならなければいいのだが。
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[season13┃20 NOV. 2022 24:30 JST
立冬』‥冬が始まる。木枯らしが吹き雪の便りが届く。椿咲く頃。
SUNSET:Doukanyama ave., Nishi-Nippori, Arakawa city
Photographed on 30 OCT. 2022

≡≡ インフルエンザ終了 ≡≡

発熱なし、痛みなし、食欲旺盛

 今日、インフルエンザ・ワクチンを接種してきました。今月はこれでコロナと合わせて2種類のワクチンを打ったことになりました。
 打ち終わった今は、万が一罹っても絶対に軽く済ませたいという願望と、なんだか面倒だなという感情が入り混じった気持ちでいます。
 ちなみに今のところ、発熱なし、痛みなし、食欲旺盛と平常そのものです。

 熱が出て次の日の仕事に差し障りが出ると信じ込んでいた私は、社会に出たあとの数十年間、コロナ禍が始まるまでワクチン接種から逃げ回っていました。今風に言えば“副反応が心配”というヤツです。
 そんな私もコロナ禍が始まった時はさすがに宗旨変えしました。副反応も大袈裟に構える必要のないこともその時に知りました。

 薬を打つなり服用するなりすれば効果の有無が体感できる治療薬と違って、ワクチンつまり予防接種は効果のほどが分かりにくいものです。基礎研究と治験データで効果ありと判定されたものでも、副反応以外には接種後に体調の変化があるわけでもなく、健康的な生活が送れます。それだけに効果があるのかどうか疑問が湧いても不思議ではありません。

 積極的なワクチン接種派に宗旨変えした私だって当初は「本当に効くのか」と疑問を持っていました、今は信じることにしています。なにしろ出会い頭の罹患にも効果があるのはマスク・消毒・ワクチンですからね。

 ともあれ、この冬のワクチン接種は終わりました。ここからは自衛あるのみです。
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[season13┃19 NOV. 2022 24:40 JST
立冬』‥冬が始まる。木枯らしが吹き雪の便りが届く。椿咲く頃。
SUNSET:Doukanyama ave., Nishi-Nippori, Arakawa city
Photographed on 30 OCT. 2022

≡≡ 今週終了 ≡≡

ドタバタの一週間でした

 金曜日の深夜。今週の出来事を振り返ってみました。バラバラの“点”でしか覚えていなかったことをひとつの“線”にまとめてみると、やりっぱなしになっていたものが見えてきました。
 明日以降、整理しないとマズいものもあれば、さっさと忘れたほうが良さそうなものもありました。ですが、全体的にみれば、以前ほどではないにしても、今週はけっこうなドタバタ期間だったことが分かりました。

 そうです。今週はアタフタ状態だったんです。とはいっても、忙しかったわけではありません。あっちへフラフラ、こっちでゴッツンだっただけです。

 余談ですが、振り返り中にチラリと猫軍団を探ってみると、縄張り荒らしも来ないようだし、満腹だし、ここは寝るに限ると割り切っているようです。つまり、いつもどおりの“我が道を往く”悟り状態というわけです。煩悩まみれの私にはどうしても真似できませんが羨ましい限りの境地です。

 ということなので、私も猫たちを見習って寝ることにします。おやすみなさい。明日が素晴らしい日になりますように。
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[season13┃18 NOV. 2022 24:50 JST
立冬』‥冬が始まる。木枯らしが吹き雪の便りが届く。椿咲く頃。
SUNSET:Doukanyama ave., Nishi-Nippori, Arakawa city
Photographed on 30 OCT. 2022

≡≡ 『モペッド』は自転車に非ず ≡≡

『モペッド』による交通違反
自転車の取り締まり強化とは別次元で

 今から数十年前、戦後の大混乱が落ち着き始めた頃の話である。自転車の後部に小さなエンジンと燃料タンクを付けて大きな音と白い煙が特徴の『バタバタ』と呼ばれる軽便な乗り物が街中を走り回っていた。
 何を隠そう、私は叔父が愛用していたこの自転車に似た乗り物に乗せてもらうのが嬉しくて堪らなかった。

 その『バタバタ』の電動アシスト版が『モペッド』と名前を変えて復活して数年経つ。特にコロナ禍になってからジワジワと愛用者が増えているという。ネット通販でも家電量販店でも簡単に手に入るので、気楽に買う人も少なくないのだろう。

 だが『モペッド』に適応されるルールを知らずに(あるいは無視して)走り回っている人が少なくないようだ。

 道路交通法上『モペッド』は小排気量のバイクと同等の乗り物とされている。警察庁では「ペダル付きの原動機付自転車」と区分されている。
 つまり『モペッド』はバイクなのだ。原付バイク以上の運転免許とナンバープレートが必要で、かつ、ヘルメット着用の上、車道の左端を走ることが要求される乗り物なのだ。

 そのはずなのに「ナンバーなし、ヘルメットなし、歩道走行お構いなし」という違法運転をよく見かけるようになった。

 ナンバーなし、ヘルメットなしで走行していることに後ろめたさを感じているのか、ペダルを漕いでいるような動作をしている者もいないわけではないが、ほとんどは両足を広げてスーと走り去っていく。最初のひと漕ぎ以外、ペダルを漕ぐことなく走れる『モペッド』の快適さを満喫しているのだろう。

 自転車による交通違反取り締まりが強化されるようになって数週間。混乱もあるようだが、確実に自転車のマナーはよくなっている。
 一方で、そんな傾向をあざ笑うかのように“自転車型の原付”を違法な乗り方で乗り回す人間も確実に増えている。
 警察は取り締まり強化といっているが、どこまで強化されているのだろう。細かな職務質問になるのは理解できるが、どうしても「交通安全週間」的なキャンペーンとしか感じられないのだが。オークションサイトなども含めて、販売店や仲介業者への要請がなされているのかも疑問だ。

 自転車ばかりに目を向けず、根本的に道交法に違反している乗り物への警告や刑事罰も強化してもらいたいと言わせてもらいたい。
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[season13┃17 NOV. 2022 25:20 JST
立冬』‥冬が始まる。木枯らしが吹き雪の便りが届く。椿咲く頃。
SUNSET:Doukanyama ave., Nishi-Nippori, Arakawa city
Photographed on 30 OCT. 2022

≡≡ バンクシー、ウクライナ滞在中 ≡≡

THE ART NEWSPAPER発
CNN全世界リリース。
ウクライナ
バンクシーの新作発見

ポーランド領内に落ちたミサイルで2人が死亡」というニュースの続報が知りたくてBBCやCNNの日本語版サイトを見ていたら、CNNで思わぬ記事にぶつかりました。

 タイトルは「ウクライナに新作壁画7点、バンクシーが確認」。

 この情報は、現地のジャーナリストとカメラマンが取材して、THE ART NEWSPAPERという専門性の高いアートマーケット系サイトにアップする際に同サイトがバンクシーに直接事実関係を確認し掲載したものをCNNが全世界の一般人向けにに発信したものです。
 前回発見されたものはリボンを操る新体操の選手や、柔道着姿で大男を投げ飛ばす子供でしたが、今回はガウン姿でガスマスクをした人間が消火器を持っているシーンやバスタブなど7点。前回がスポーツ編だったとすると、今回は市民編のようです。

 私は作品の素晴らしさ以上に「バンクシーとそのグループが戦火の中に長期滞在して作品を描き続けている行為」そのものに胸を打たれました。
 今回のウクライナシリーズもそうですが、ゲリラ的に現地に赴き、社会風刺や体制批判など社会のあり方そのものに切り込み続けている氏の制作姿勢には感服するばかりです。この熱量があるからこそ氏の作品には“何ものにも代え難い崇高さ”が備わっているといっても過言ではないでしょう。

 バンクシーの作品とその姿勢がウクライナの人々にどれだけの勇気と希望を与えていることか。きっと、ウクライナの人々はアメリカやNATO諸国の軍事協力以外に芸術面でも支えられていることを実感していることでしょう。

 ウクライナに平和を。バンクシーとそのグループに賞賛を。
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[season13┃16 NOV. 2022 25:20 JST
立冬』‥冬が始まる。木枯らしが吹き雪の便りが届く。椿咲く頃。
SUNSET:Doukanyama ave., Nishi-Nippori, Arakawa city
Photographed on 30 OCT. 2022

≡≡ この冬初めてのセーター ≡≡

晩秋が一転して
小雨降る初冬に

 今日は寒かったですねえ。まだ身体が寒さに慣れていないこともあるでしょうが、それでは済まないくらい寒かったです。
 出掛ける時あまりにも寒そうだったので、今年始めて薄手のセーターを着て外出しました。カシミア混、ダークレッドのクルーネックです。

 11月7日に立冬が始まった頃はまだ晩秋だったのに、10日もしないうちに初冬へ。今年も冬の足取りは思った以上に早そうです。
 それとも、秋が短くなっているのでしょうか。近年、春と秋が短くなって、その分夏と冬が長くなっていると言われていますが、まさにそのとおり。夏と冬の訪れが早くなっているようです。

 四季の移ろいがはっきりしている日本で春と秋が短くなっているのも異常気象のひとつなんでしょうか。気候バランスが崩れているという点では異常気象と言えるのかもしれません。
「目立った実害がないから異常ではない」という旧態依然とした理論で片付けていると、何年か経っった時に、自然からキツイお仕置きを食らうことになるのではと感じているのは私だけでしょうか。

 年々“初めてセーターを着る日”が早くなっていくのを風物詩の変化として捉えていていいのかどうか考える時間があってもいいような気がします。
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[season13┃15 NOV. 2022 24:10 JST
立冬』‥冬が始まる。木枯らしが吹き雪の便りが届く。椿咲く頃。
SUNSET:Doukanyama ave., Nishi-Nippori, Arakawa city
Photographed on 30 OCT. 2022

≡≡ 深発地震? 異常震域? ≡≡

地震は難しい!

 ユラリユラリ。今日の夕方、強くはないけれど比較的大きな振幅の地震が感じました。地震情報を見ると、東京は震度3でした。震源三重県南東沖。震源の深さは約350kmとのことでした。
 地震大国日本に住む私としては「ウン?なんだって?。福島や東京が震度3で、名古屋はどうなんだ」と地震情報の不確かさに憤ってしまったんです。

 ですが、そんな憤りのすべてがその後の報道で解消しました。

 三重県沖が震源なのに伊勢湾や三河湾沿岸は揺れずに、東京や福島などの東日本の太平洋側が揺れるってどういうこと?
 震源の深さが350km?って深すぎないか?
 異常震域ってなんだ。

 地震専門家の解説によると「マントルの下に入り込んだ海洋プレートで起こる地震のことを深発地震といい、そこで起こった地震震源の近くでは観測されずに、海洋プレート経由で数百キロ離れた場所で地震として観測される」とのこと。
地震というものは近くで起これば揺れが激しい」としか理解していなかった私は、震源震度が極端に深い地震に“超常現象のような瞬間移動能力”があるとか,“ステルス爆撃機のような隠密性”があるなんて想像もしませんでした。
 地震って“直撃タイプ”だけじゃないんですね。常人には見えない地下通路経由の“だまし討ちタイプ”もあるんですね。

 深発地震に異常震域ですね、覚えておきます。
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[season13┃14 NOV. 2022 25:10 JST
立冬』‥冬が始まる。木枯らしが吹き雪の便りが届く。椿咲く頃。
SUNSET:Doukanyama ave., Nishi-Nippori, Arakawa city
Photographed on 30 OCT. 2022

≡≡ 判定で青の勝ち ≡≡

アメリカの良識は
「赤い波」より「青い風」を選んだ

 上院は過半数超え、下院も過半数割れとはいっても僅差。アメリカの中間選挙はおおかたの予想を覆して民主党が善戦している。最終結果が出るまでには
まだ時間が掛かりそうだが、ここまでくれば、事実上の民主党勝利と捉えていて間違いない。

 日本人かつ政治の門外漢の私のような人間がとやかく言うことではないが、それでも言わせてもらいたい。──民主党が勝ってよかった──と。

 もし、トランプ派が幅を利かせている共和党が勝利した場合、アメリカの国内政治や外交課題はどうなっていただろう。
 国内の分断は加速し、女性の権利はないがしろにされ、ウクライナへの支援が減少する一方でロシアとのつながりが増す。インフレも力でねじ伏せてしまう。などなど、少なくともこの程度の予想はつく。
 だがいちばん重要なのは「異を唱える者にはあらん限りの非難を浴びせ、大声で罵詈雑言を繰り返したり、暴力で意思表示する」のが当たり前の世界に戻らなかったことである。これには極めて大きな意味があると思っている。

 半年や一年はトランプ氏が発する突拍子もない罵詈雑言を聞かされることになるだろう。それでもいい。彼は負けたのだ。それも選挙だけでなく党内からの信任も失う形で。このままなら2年後の大統領選も民主党有利で進むのではないだろうか。
 一方、トランプ氏は支持者を鼓舞して反転攻勢を掛けてくるはずだが、以前とは違って、共鳴より反感が強まるのではないだろうか。

 とにかくよかった。少なくとも共和党の態勢が一新するまでのあと数年間は「赤い波」より「青い風」である。
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[season13┃13 NOV. 2022 24:40 JST
立冬』‥冬が始まる。木枯らしが吹き雪の便りが届く。椿咲く頃。
SUNSET:Doukanyama ave., Nishi-Nippori, Arakawa city
Photographed on 30 OCT. 2022