∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

クリスマスへのカウントダウン

とうとうクリスマスイブが目の前に迫って来た。プレゼントも準備できた。といってもほんの少し、それも高価なものでもない。きっと気持ちが伝わって喜んでくれるだろう。僕もその喜ぶ顔を見ながら嬉しくなれるだろう。ちょっと期待が大きすぎるかな。
ところで、クリスマスは本来キリスト教の行事だから、仏教徒イスラム信者も関係ないもののはず。しかし、プレゼントだけは宗教に関係なく誰もが楽しみにしているような節がある。もちろん、廻りにクリスチャンがいたり、ある程度開放的だったりという、生活している環境にもよるだろう。しかし、僕の周りにいるムスリム儒教信者は全員押し並べてクリスマス・プレゼントだけは贈り合うという。つまり仏教徒が最も多い日本人と同じ。
言いかえると、クリスマス・プレゼントは宗教の壁を越えた習慣のようなのだ。
宗教は精神的な問題だから譲れないが、プレゼントは気持ちを伝える「モノ」だから、かなり寛容になれるのかもしれない。しかもオフィシャルな趣きの強い「お歳暮」と違って、本当に贈って喜んでくれるであろう人に対しての純粋なプライベート・アクションである。誰もがこういったチャンスを逃したくないのだろう。
もちろん、営利が絡んだクリスマス・プレゼントもなかにはある。こんな「まいない」のジャンルに属するようなものも認めなければいけないとは思うが、貰ったほうには警戒感が残る。純粋な気持ちでないことは贈る方も贈られる方も分かったうえでの行動である。
せっかくのチャンスである。相手に喜んでもらって、自分も嬉しくなれる瞬間を待ち望もうではないか。
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