∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

早朝の朝日、そして雨

【晴れのち雨】


 今朝も朝日を拝みました。溜めこんだエネルギーをオレンジ色の光に込めて僕に降り注いでくれる。そんな感じがして、見ているだけでこちらも元気になってくるような気持ちになります。
 古来から人は太陽を神とあがめてきました。学問的に歴史や宗教を勉強してきたわけではないので体系的にお話し出来ることは何も持ち合わせていません。しかし、この「朝日だけが持っているパワー」の強烈な力は分かるような気がします。
 真昼の太陽と違い、朝日が発しているのは光だけではありません。肌に感じる熱、目の奥に染み込んでくるオレンジ色のパワー、そして心に残る心理的な覚醒作用。原始信仰としてあがめられてきた理由が分かるようです。


 それなのに、数時間後。天気は完全に雨になってしまいました。あれだけ僕にパワーを与えてくれた太陽が隠れ、雷が鳴り、そして雨。
 久しぶりの雨なので、それはそれでありがたいのですが、ちょっと降りすぎのようにも思えてきます。土砂降りです。
 でも、そんな雨と共に気温がぐんぐんと下がっていくのが分かります。晴れていた時は真夏だったのに今や初夏といった感じです。急に汗も引き、過ごしやすくなりました。
 今日は、朝日と雨と冷気という自然が持つ強大な力を見せつけられたようです。


【熱気と冷静さ】


 今、夜になってぼんやりと考えていました。
 熱いパワーと冷たい雨。仕事をしていく上にも、与えられた人生を自分の歩幅で生きていくにも気持ちの高ぶりと冷静な判断が交互に出てこないとバランスが取れないのかな。そんなことがフッと頭に浮かんできます。
 これまでの人生、熱と冷。この繰り返しで生きてきました。しかし、その事実を直視したことはありません。近頃になって、特に、偶然出会った朝日を拝んでから妙にこんなことを考えるようになりました。ちょっと「枯れたかな」なんてこれまで思いもよらなかった思考回路まで出来あがったような気がします。



【現実と内面】


 もう少しの間、自分の内面を見つめ直す時に当てて、それから再発進します。
 大きく揺れ動いている現実と冷静に立ち位置を確認する思考。この二つのバランスがきちんと取れるようになるまで少し時間がかかりそうな気もします。でも、出来るだけ早く前向きに安定感ある航路を取れるよう「落ち着いて頑張り」ます。


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