∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

今年初めての夏日と原発再稼働

【今年始めて】


 「今日の東京は暑くなる。今年初めての夏日になるかも」という天気予報が出ました。
 いいですね。寒さにめっぽう弱い僕は、暑くなればなるほど元気になります。たとえ夜になって暑さでぐったりしてしまってもシャワーとアイスがあれば次の日には復活します。


【今年も節電】


 この夏、原発の再稼働なしで猛暑になれば東日本の電力需給量はギリギリ。西日本では数%の電力不足。特に関西電力管内では16%という大幅な電力不足が予想されると報道されています。
 先日からの大飯原発の再稼働を急ぐ政府の姿勢、今回の報道、どれも「原発が稼働しないと日本は経済的にも日常生活的にも立ち行かなくなる。だから原発を稼働させよう」と世論誘導しようという「政策」のように思えてなりません。
 自然災害に対しての再検討と防護施設新設やシステム変更の計画だけでの再稼働を目指すというのはいくらなんでも急ぎ過ぎ。現状は机上論でしかありません。現実は昨年3月11日と変わっていないのです。 厳しい表現になってしまいますが、こんな状況の中で再稼働を望むのは「よほどの無神経」か、自分だけはの「業突く張り」しかいないと思っています。
 確かに原発を再稼働させても大災害さえ来なければこれまで通り安全に運転されるとは思います。だからと言ってこれだけ不安感が日本中に充満している今、検証と計画だけで動かすのは「横暴」と言われてもやむを得ないこと。それなりの施設の改修、新設、補強などが為されてからでないと「拙速」と言われるのは当然ではないでしょうか。


 未曾有の電力不足、何がなんでも、乗り切ろうじゃありませんか。


 生産性の低下。日常生活の支障。計画停電。超節電。原油価格上昇。昨年の夏、経験したような節電や停電になるのも止むなしと思わなければ。
 これこそ「がんばろう! 日本」を象徴することになるのかもしれません。堂々と「ここまで災害対策を強化しました。だから原発を動かしましょう」と胸を張って言えるようになるまで、日本の夏は「ロングホットサマー」が続くと覚悟することも必要ではないでしょうか。「新たな電力供給設備が整いました」という発表が出るまでにはかなりの時間が掛かるのですから。


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