∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

自然災害と国際的な政治経済で大竜巻発生

【自然災害と政治の転換】
 今朝のテレビのワイドショーを見ていると、日本では自然災害、フランスでは現職大統領の敗戦というふたつのニュースが大きく取り上げられています。
 一見、関係ないニュースのようにみえますが、僕はどちらも「大竜巻」のように思えてなりません。


【北茨城】


 昨日午後、北茨城や栃木県南部を中心にして巨大な竜巻が発生したというニュースが駆け巡っています。進路に当たった所では、なかには基礎だけを残して家屋の本体が消滅してしまったお宅やすべての窓ガラスが砕け散ったマンションなど無残な姿を見せているようです。
 竜巻ってこんなに恐ろしいものなのかとニュースを見ていても目を疑うほど。黒雲が急に広がったり、雹が降ったり、雷が鳴ったりすると言われていますが、ほぼ予告なしで発生すると言ってもおかしくないのが竜巻なのでしょう。正直なところ、遭遇したこともないため、想像するしかできませんが、それでも恐ろしさは充分に判りました。
 地震津波、豪雨などと同様に天災の怖さを改めて見せつけられたような自然災害。しかも竜巻は予報が出ても手遅れという状況のようです。あえて言うなら、昨日は火事が起こらなかったのが不幸中の幸いだったのかもしれません。それとも竜巻の場合は火事も起こらないほどの強風が吹き抜けるのか。
 巨大な竜巻はアメリカ南部で起こるものとタカをくくっていたのですが、そうではないようです。まだまだ自然災害への対処方法を知らねばと痛感してしまいました。


【フランス大統領選】


 現職のサルコジ大統領が破れ、オランド氏が新大統領に選ばれたというニュースも入って来ました。今のEU諸国の現状を考えると、こちらは世界経済とヨーロッパ全域の政治に巨大な竜巻を巻き起こすことになるのでは、素人考えながら、危惧しています。
 このニュースを受けて日本の株価は下がり、対ユーロの為替レートも大きく動いているようです。金融市場の一時的な過敏な反応であればいいのですが、これからのフランスの動き次第によっては大きな危機が来るかもしれません。
 とはいっても、自然災害と違い、こちらは制御可能な「大竜巻」。サルコジ政権の富裕層優遇の国内政策とEUの健全化という対外政策から、オランド氏の低所得層への補助拡大という国内政策や未知数の対外政策。これからの政策や動向によっては制御不能の状況に陥ることも考えられます。


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