∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

ロンドン・オリンピック

【開催したら】


 ロンドン・オリンピックも開催するまでは、さほど注目や予想もしていなかったのですが、やはり開催してみると気になってしまうのがオリンピックの魅力なのでしょうか。開催前に始まった女子サッカーを期に急激に注目度が上昇、開会式の中継もしっかり見せていただきました。
 と言いたいところなのですが、開会式は一時間ほど過ぎたところで知らぬ間に寝てしまい撤退。目が覚めた時にはお昼に近い時間。情けないというか、アレーッといった感じ。とうとう聖火の点灯は録画で見ることになりました。


 オリンピックの開会式はその国の成り立ちをはじめとした国威発揚の場でもあります。しかもその表現は出演者もスタッフもテクニックもなにもかも最高峰を目指すもの。今回は産業革命を達成したイギリスの自然、芸術、医療、障害者福祉、IT技術などをダイジェストで見せてくれるものでした。
 産業革命の結果失われた自然回復への道のりの中から生まれたナショナル・トラスト運動。第二次大戦後の障害者の社会復帰から生まれたパラリンピックの精神。将来を担う子供たちへのケアの重要性を見据えた小児医療や全面的な医療費国庫負担。ヘンデルシェイクスピアからビートルズに繋がる芸術やエンターテインメントの流れ。ピーターパンやメリー・ポピンズが生んだハリー・ポッター
 どれもこれも「歴史の重みと革新的な進歩の調和」が感じられるものでした。


 さて、これからの二週間、そしてそれに続くパラリンピックの2週間、テレビ、新聞、ツイッター……。情報の渦の中で過ごすことにします。


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