【お手製の梅ジャム】
先日、友人の奥様が手作りした梅ジャムをいただきました。
借家住まいの彼の自宅に植わっている梅の木に実った梅の実を見て「よし、今年こそ梅ジャムと梅酒を作ろう」と決心、大家さんに断りを入れたうえで成っていた梅の実をごっそりと収穫して作られたとのこと。
これまでは大家さんに遠慮して、実が落ちるままにしていたけれど、美味しそうだし、もったいないし、大家さんは無関心だし、ということで自ら木に登り、もいだというのです。
なんとも豪傑、料理のためなら木登りだって……、という心情だったと笑いながらお話ししていらっしゃいました。
それはともかく、出来あがった梅ジャムは果肉がほどよく残り、果物らしい印象の強いモノでした。そのまま食べると少し酸味が勝っているようですが、パンに塗って食べるとその酸味が爽やかさになって口の中に広がります。
「爽やかな風が、まだボーッとした起き抜けの身体を吹き抜けていく」と言いたくなるような味わいです。
梅雨時の体力回復にも酸味のある梅はいいはずですよ、ともおっしゃっていますが、それよりも僕にとっては、気持ちがシャキッとする元気の元になりそうです。ということで、今日も……いただきまーす。
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