∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

あなたのページはこう見られている

富士通色覚障害検証用ソフト】


 ご存知の通り、このブログは僕の独り言を書き込んだもの。何かを紹介したり、お薦めしたりするためには使わないようにしてきました。しかし、僕がツイッターでフォローしている方のコメントを発見し、今日だけはお約束を破ってPC用アプリケーションの紹介をさせてもらうことにしました。


 天才画家ゴッホもそうであったろうとされている色覚障害の方は「周囲から見えない障害」を持ったことで人知れず悩んでいらっしゃることが多いといわれています。
 ところで色覚障害とは、旧来の言い方で言えば色弱色盲。簡単に言えば色を正確に見ることが出来ない、色相や彩度の違いが分からないという障害です。今では白内障もその一種とされるようになっています。


 そんな色覚障害を持つ方がインターネットのページを見るとどう見えるか、見やすい色や文字の大きさとはといったことを簡単に検証出来るPC用アプリケーションが富士通から提供されていました。
 スマートフォン用のアプリの場合はカメラ機能を活用して欠けてしまった色を補正してくれるサポートアプリが出ていますが、PC用としてはほとんど見当たりませんでした。 そんな中、簡単に検証が出来たり使用可能な色を提案してくれるこのアプリケーション(3種類でワンセット)なら色覚障害ならどう見えるかということに気づくことなく作っていたページの実態が検証できます。


 ところがこのアプリケーション、今度の8月20日で提供が終わることになってしまいました。今日を入れてあと3日。


 ウェブデザイナーの方だけでなく、ウェブ製作に関わっている方にとって「今必要でなくても、いつかは必要になるかも」あるいは「こんな見え方をしていたのか。これじゃ滞留は望めないな」という“気付き”アプリになること必至。
 障害者向けというよりも、より充実したユニバーサルデザインのページ作りに欠かせないものと言ってもいいでしょう。
 ウインドウズならXPからセブンまで。マックならOS Xで使用可能。とりあえずインストールして確認してください。今まで気付かなかったアイデアが出てくること確実と確信しています。……あと3日ですヨ。


富士通アクセシビリティ・アシスタンス
http://jp.fujitsu.com/about/design/ud/assistance/


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