【自然は正直】
ヤボ用があって御徒町まで行く途中、月の初めということもあって不忍池の弁天堂に月参りへ寄ってみました。お参りを済ませて池の周囲をグルっと廻って湯島から御徒町へ。ちょっと急がないとという思いとうらはらに大きな葉に育ってきた蓮のことが気になってしまい、一旦自転車を降りてじっくりと蓮の様子を見つめてしまいました。
オッ、蕾。小さいものでも子供のゲンコツくらいあるピンク色の蕾がポンポンといくつも育っていました。なかにはもうすぐ開花しそうな大きな蕾も。紫陽花の色が褪せて来たなと感じていたら、今度は蓮の花。不忍池にはそこまで夏がやって来ています。
自然科学の専門家なら日照時間が伸びてきたことや気温や水温が上昇しているから当然のことと言ってしまうかもしれませんが、僕は素直に「蓮の花が夏を連れてきた」と思いたいところです。
明日は梅雨空が戻ってくるとか。しかも次の週末には台風が襲ってくるかもしれないと言われているスッキリとしない天候のなか、あの“暑い夏”も準備を整えて出番を待っているようです。
[1347]