∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

デング熱拡散中

【まだまだ序章か】

 デング熱を発症した方々がどんどんと増えています。ニュースによると、どなたも代々木公園を利用し、そこで蚊に刺された可能性が高い方ばかりのようです。それを受けて、公園の大半を閉鎖して消毒も実施するとか。当然の措置でしょう。が、しかし。ちょっと対策が短絡的かつ後手後手になっているようにも感じています。

 デング熱ウイルスを持った蚊は、どこから、どうやって代々木公園にやってきたのでしょう。
 生息範囲は直径100メートル弱と言われていますが、それは無風の中を自力で飛んだ時の話ではないのでしょうか。
 無菌状態の蚊が保菌者を刺し、保菌状態になリ、その蚊が新たな人を刺すことは考えられないのでしょうか。
 公園周辺、特に静かな住宅地になっている代々木上原や代々木八幡付近にお住まいの方に対してのケアはどうなっているのでしょう。
 たとえば、公園の蚊が東京メトロ千代田線の原宿や代々木上原で偶然乗り込んでしまい、荒川区町屋で外へ出て、風に乗って荒川自然公園まで飛んでいき、新たな生息場所にするということは考えられないのでしょうか。

 ウイルスがいったいどこの国から来たものなのかも判らないというのも情けない話ですが、とりあえずこれ以上の発症例を出さないようにするためには住宅地も含めて公園周辺のかなり広い範囲を消毒することから始めるべきではないでしょうか。今のような公園閉鎖程度ではまだまだ。もっと大規模な予防措置が必要なのではないでしょうか。同時に、古典的ながら、駅など人が多く集まるところには大量の蚊取り線香を配置するのも拡散を防ぐには意外と有効な方法かもしれません。
 つまり、蚊取り線香と消毒剤という古典的な予防方法がもっとも有効ということなら、最悪の場合を想定して、行き過ぎと思われるくらいの予防措置が必要不可欠ではないでしょうか。

 ジワジワと増え続けている発症者数ですが、これもまだ序章ではないでしょうか。どこかの時点で急激に発症者が増え、パンデミック状態になってもおかしくないと思っているのは僕だけでしょうか。

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