【ハロウィーン月間】
ケルト民族の伝統行事だったはずのハロウィーンが、アメリカに渡って子供たちが魔法使いや妖精に変装してご近所を廻ってお菓子をもらってくるという行事に変化。それが日本に伝えられ、コスプレで街をパレードする行事に。
ルーツが純粋に宗教でないだけにハロウィーンはかぼちゃとコスプレをキーワードにしてその国独自の進化を遂げました。
そんな独自の進化を遂げた日本型のハロウィーンは僕はどうしても好きになれません。特に山手線の車内で魔法使いの一軍と出会ったり、義務のようにパンプキンスープを飲まされたりするのにはどうしても抵抗があります。
はっきり言いましょう。
まず最初に僕はかぼちゃが好きではありません。せいぜい「ほうとう」に入っている緑色の皮のかぼちゃくらいした食べません。
そして通勤電車の中でふと横を見ると魔法使いのお兄さんやなんだか理解不能な魔女姿のお嬢さんがいた、なんて事態には遭遇したくないんです。
秋葉原のように初音ミクやセーラームーン姿のコスプレ女子がウキウキワイワイ歩いているのとはワケが違う、と感じています。
コスプレはここ一ヶ月、パンプキン食品は約二ヶ月。アメリカの子供たちのように「この日のために準備して」というよりも「毎日が開催日」といった傾向が強い日本型ハロウィーンは、その息の長さも特徴かもしれません。
長かったです。出会うたびにうんざりしていました。メニューを放り出したくなった時もありました。そんなウンザリ月間も今日で最後。心からホッとしています。なんといってもパンプキン・メニューがなくなるのが嬉しい限り。
今日だけ楽しんでもらうのなら一向に構わないのですが、長すぎるイベントほど迷惑なものはないという典型的な例がこの日本型ハロウィーン。浮かれている方々には申し訳ありませんが、僕は最終日が来てホッとしています。