∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

14日の開票後を予見するコメント

小沢一郎新語録】

 今朝、朝日新聞のデジタル版で小沢一郎氏が日本外国特派員協会での記者会見で今回の衆議院総選挙について興味深い発言をしているのを見つけました。
 正直なところ氏の言動には疑問符のつくことが多く、いつもならほとんど気にもしないのですが、今回の発言には納得しました。その記事というのは、掟破りのテクニックと知りつつ朝日新聞の記事をほぼそのまま使わせてもらうと……。

 氏いわく。
 『野党が、俺の党だ、他人の党だ、といっている限り政権は取れない。この状態が続くとすれば、まさに「新55年体制」ではないか。しかし、今の内閣に不満をもつ人は多いと思う。自民党に代わり、政権担当ができる受け皿を力を合わせて作れば、この選挙でも国民は野党の統一体を選んだと思う。今回はできなかったので、自民300議席超という報道各社の情勢調査に当然の結果としてなるんだろうと思う。各党で個別に戦う以外にない現状なので、それを大幅に打開する状況はなかなか難しい』。

 おっしゃるとおりだと思います。さすが政治の頂点で生きてきた氏でないとここまで切り込んだ重みのあるコメントは出せなかったのではないでしょうか。
 野党の力量不足が招いた一党独占体制が確立しようとしている今、小沢氏の会見は14日の夜の開票後の各党のコメントを予見しているように感じています。

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