∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

米屋休業。しかし。

【米は買えなかったけれど】

 残り少なくなった米を補充しようと、いつもお世話になっている米屋さんへ。女性店長が切り盛りしてきたこのお店との付き合いももう15年くらいになりました。今年はじめにはじめての従業員を雇い入れるまで、彼女がひとりで重い米袋を持ち、客の細かな注文を聞き、顧客管理をし、店のポップを書いてきたお店です。きっと、見えないところで資金繰りの心配などもしてきたと思います。
 そんなお店へ行ったところ、なんと、お店は改装中。最初はとうとう来るものが来たのかと愕然としました。内装工事中だった職人さんに恐る恐る聞いたところ、単なる店舗改装ということ。正直言ってホッとしました。しかも、洋品店だったお隣の店舗まで繋げて売り場面積を拡大させるということも判明しました。よかった、頑張ってきた人にとっては何よりのご褒美。今日は会えませんでしたが、今度会った時には白髪が目立つようになっていた店長さんにお祝いを言わねばと、人ごとながら嬉しくなってしまいました。
 現状維持が精一杯のお店が多い下町の商店街の中でただ一軒の店舗拡大です。きっと街の活性化にも役立つのではと感じています。
 欲しかった米が買えず、明日以降の米はどうしようと考えながらもこれもお祝いのひとつ。改装が終わるまでパスタとパンで過ごして、オープンしたところに押しかけます。
 改めて、おめでとうございます。ミノリヤさん、本当に頑張りましたね。僕も見習います。

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