【どうも、違うな】
浅草寺。三社神社。矢先神社。鷲神社。吉原神社。待乳山聖天。今戸神社。橋場不動尊。石浜神社。
毎年１月４日、この順序で浅草七福神巡りをはじめて20年経ちました。興味本位で何気なく行ったのが始まりでしたが、いつの頃からか、これを欠かすと縁起が悪いと感じるようになり、今では歩けなくなるまで続けるのだと思っています。
今年も午前中から例年通り出かけました。各社で昨年のお礼をし、今年の無事を祈念するのは当然ですが、それ以外に、いくつか恒例にしていることがあります。まず、観音様で古札を収め、新しい御札をいただきます。その後、鷲神社では、おみくじの入った今戸焼の招き猫を手に入れます。そして今戸焼発祥の地、今戸神社では今戸焼の干支の置物を。最後に訪れる石浜神社では七福神みくじを。それぞれが欠かせないものになっているのですが。
今年も今戸神社でお参りを済ませた後、置物を買おうとしたところ「今年は置いていません」とのこと。やむを得ず待乳山聖天まで戻ってやっと手に入れました。確かに聖天さまだって、今戸焼の窯元から数分しか離れていないので、ここで手に入れてもいいのですが、どうも「解せない」事態になってしまいました。
それにしても、なんとあったかい七福神巡りだったことか。例年なら、寒さが身にしみるなかを訪れるため、急ぎ足になってしまうのに、今年は、まるで早春の隅田川散歩といった風情。自転車を漕ぐのもノロノロ。これで桜が見えれば、完全に春です。いつもと違うなあと感じながらの七福神巡りは覚えている限りはじめて。今年はこれまでと違った年になるのではと感じています。
ということで。明日も素晴らしい一日になりますように。明日からは仕事モードです。だらけた気持ちを引き締まるところからはじめることにします。
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