【時代も変わったことだし、イチからリサーチ】
先日から新しいコンピュータを買うための下調べを続けています。今日も秋葉原の裏道へ出掛けて、実効スペックを変えずに安くするのにはどうすればいいかと「これならどうだ、こういう組み方もあるな」と試行錯誤を続けています。
と言えば、一体どんなものをと疑問に思われるでしょう。メーカー名で決めたり、大きさやスタイルで選ぶのが主流になった今、カスタマイズしようなんて、これだけでオタクですよね。でも、僕はカスタマイズしながらお気に入りを作り出していくのが好きなんです。
特にここ数年、カスタマイズ市場からご無沙汰していた僕にとってはこの時間がなんとも楽しのですが、同時に今の「コンピュータの売り方」も少し見えてきました。参考に見て回っているセットアップモデルのスペックを見ているとメーカーが作り上げた「見せかけの優等生」が目について仕方がありません。「時代が変わった」と言えばそれまでですが、どうにも満足できません。
情報収集やブログなどインターネット中心の使い方しかしないデイリーユースの消費者が、カスタマイズ不要のタブレットに流れるのも当然だなと思ってしまう瞬間もないわけではありません。それもいらない、スマホで充分というのが圧倒的なのでは、と想像してしまいます。
結局コンピュータは、ビジネスシーンで、タブレットやスマホからアクセスするためのファイルサーバ的な存在になるのでしょうね。デジタルの世界が身近になるのは嬉しいけれど、CPUがどうだこうだと言いながら選ぶことから始めたオジサンにはちょっと寂しい状態です。
しかし、時代の流れには逆らえないもの。このまま時代が進んでいけば、僕にもタブレットオンリーの生活が来るのかもしれません。きっと「機械より中身」の時代がやってきているんでしょうね。
[2016]