∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

こんにちは

【地域の「猫口」1猫増加】

 雨が上がってもさほど回復せず、曇ったままだった今日、我が家のすぐ近くで見かけたことのない子猫に出会いました。小さな小さな新猫です。色はグレーですが、生まれたてなのでしょう、まだ白いモヤモヤ毛が付いている状態なのでハッキリと柄までは判りません。
 ここはひとつご挨拶しておこうと道路にしゃがみ込み、手を差し伸べたところ周囲を見回しながら近づいて来てくれました。きっとお母さんを探していたのだと思います。

 でも、途中で動きが止まり、顔を後ろに向け小さな声でミャーッとひと鳴きして、座り込んでしまいました。その辺りに無造作に置かれている植木鉢の影からおなじみの三毛猫が出てきたのです。お母さんが出てきたのです。よく見ると、そのお母さん猫が時々我が家のベランダで白黒ブチのアンチャン猫と場所の取り合いで大喧嘩している三毛猫だったのでビックリ。思わず「お前、お母さんになったの? おめでとう」なんてつぶやいてしまいました。
 少し離れた所からならこちらの挨拶に応えてくれるけれど、近寄ると必ず逃げるちょっとシャイな女の子だとばかり思っていたのに、彼女が自分の子供を連れてくるなんて思ってもみませんでした。

 「ははー、キミのお父さんはいつも角を曲がった所にいるアイツだな」。濃い目の縞模様の若猫。かなり高い確率で路地の真ん中に寝ていて、声をかけない限り、近づいてもけっして逃げないヤツです。きっと近くのお宅に地域猫だけが知っている近道があって、密会していたんでしょう。彼は白黒ブチのアンチャン猫とそうとう相性が悪いらしく、大喧嘩の後この辺りには近寄らなくなったので、彼女から近づいていったことは明らかだとプロファイリングしたのですが……。

 ともあれ、新猫の登場でまた賑やかになりそうです。朝ご飯をくれるあそこのオバサンと、夕ご飯を用意してくれるこっちのオバサンは、きっと子猫用のキャットフードを用意していると思います。何事もなく育って3カ月も経てば、この子も大きくなり、走り回ることでしょう。その日が来るのを待っています。

 ということで。明日が素晴らしい一日になりますように。おやすみなさい。

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