∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

花粉症とは無縁でしたが

【ひょっとして、コレは?】

 世間で騒がれている花粉症とは、これまで一切お付き合いはありませんでした。涙が止まらないとか、鼻水が流れ続けるとか、マスクが手放せないとか、薬がどうだとか、とにかくまったく関係なく生きてきたんです。

 ところが、今日。自宅から出て、歩いているだけで左目から涙が落ちてきて止まらなくなったのです。落ちるというよりほとばしるといったほうがいいような出方でポロポロ、ポロポロ、出続けるんです。右目はなんともないし、もちろん悲しいことなんて何もありません。どうも花粉症とやらに罹ったようですが、こんなに急に症状が出るものなのでしょうか
 妹に会うために地下鉄に乗り、郊外のある街に着くまでは目は痒いけれど、涙は止まっていました。しかし、駅を出てしばらくすると、またポロポロ状態になってしまいました。
 妹からは「どうしたん? 何が悲しいの?」という言葉が。「何にも悲しいことはない。左目が痒くて、涙が止まらんだけや」と答えたところ、彼女は笑いながら「出ましたか! 大変やねえ、フッフッフ」と。彼女は今も花粉症とは無縁です。涙も痒みも感じていないんです。

 僕のような人間でも、世間並に花粉症とやらになってしまうんですね。それも左目だけという変則的なパターンで。ある種のアレルギー症状だから、症状が出るとなれば、花粉と接する可能性の多い粘膜すべてが攻撃対象になるはずだと思うんですが、ワンポイント攻撃もアリなんですね。あるいは時間差で出てくるんでしょうか。
 それにしても、マイッタ。室内にいる今も目頭が痒くて目をしばたたかせています。顔を洗ってから寝ます。寝ている間に枕が涙に濡れて、なんてことにならないようにしたいので。……対処法は、これで間違っていませんか。

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