【都議会議員選挙】
7月2日。都議会議員選挙の日でした。告示される前から小池都知事率いる都民ファーストの会が勝利を飾るだろうと言われていましたが、この2週間でその勢いは最大限まで引き上げられたようでした。
と、言ったものの。
おそらくメディアはこの結果を予測していたのではないでしょうか。特に国政との関わりを強調し始めた時点からは、流れが急速に変わると予測していたのではと思うのですが、いかがでしょう。
国政とはいっても、政治そのもの以上に姿勢や人間性に疑問を持った都民が多かったのではないかと思っています。しかも、政治手法が旧態依然とした「村社会」的なものでしかなかったことが国政、都議会両方で表面化してからは「とにかく代わってもらわねば」と考え、自民崩壊やむ無しと判断した都民が増えたのではないでしょうか。
都民ファースト圧勝といっても政治の世界では初心者がほとんど。これまで同様の選挙なら当選できなかった方も多いのではないでしょうか。裏返せば「自民党の自滅」でしかないと思っています。
これからの4年間で東京の政治がどれだけ変わるのか、じっくり腰を据えて見させてもらいましょう。特に、新人政治家の心情がドス黒く代わっていくかどうかには注目していきます。
[2437]