【都議会も終了して、あとは】
都議会終了後に小池さんは都知事を辞任するのでは、と大騒ぎしていたいましたが、結局、都知事は自身がずっとおっしゃっていたように辞任しませんでした。
未練がましく「いや、公示日直前の10日に辞任して、首相を目指すのでは」と騒いでいる方もいないわけではありませんが、開けてみれば、あらゆる政治通が辞任だ、辞任だと騒いだだけでした。
状況を見て、辞任しても首相への道は険しいという政治通もいらっしゃるようですが、これらすべて、野次馬根性が産んだもので、本当のところは当初から「騒ぐだけ騒がせておく」という小池流の策略があったのではと思っています。
ところで、この話題しか盛り上げるスベを持たなかったメディアとコメンテーターの皆さんも「これで一幕目のキーワードは使い終わった」とホッとひと息ついているのではないでしょうか。政策が発表されるのを「待つ」のではなく「探る」という取材スタンスを取らないかったので、このキーワードが連日連夜、連呼され続けたのではないかと思っています。
さて、明日からの数日間、メディアがどんなスタンスで報道を続けるのか、ちょっとした見ものです。
[2532]