【こりゃ来るぞ、雨宿りだ】
この夏初めてゲリラ豪雨に遭遇しました。めまいがしそうなほどの暑さの中、空を見上げると黒い雲が。しばらくすると雷が鳴り始め、あたりが暗くなり、ついにはポツポツと雨粒が落ちてきました。この状態で雨が降らないワケはないと大急ぎで近くのカフェに避難しました。
それから1時間。
白くけぶっていた窓から見える風景が徐々に明るくなってきたのを見計らって外へ出たところ、蒸し暑さは消え、しのぎやすくなっていました。
今年始めてのゲリラ豪雨は、土砂降りの中を歩くこともなく、カフェの窓越しに豪雨の風景を見ながらやり過ごせました。昨年までの豪雨の中を逃げ惑った経験が役に立ったのかもしれません。
雨の中を右往左往された方々には申し訳ないのですが、こんな遭遇ならけっこう楽しいかも、なんて不謹慎なことを考えてしまいました。特に酷暑が続いている今年の場合は雨宿りさえできれば「いいお湿り」と捉えられるかもしれません。
ものは考えようです。ゲリラ豪雨のようなうんざりするようなことも、雨宿りできれば涼しくなった街を闊歩できると好都合なことと捉えたいものです。これこそポジティブ・シンキングの真骨頂かもしれません。
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