【おしゃべりオバサンに囲まれて】
雨で避難してきた猫軍団に自宅が占領されている今、検定用の勉強をしていると必ず猫たちがご挨拶に来てくれます。ところがそれは勉強にとっては邪魔でしかない行為。入れ替わり立ち替わりナデナデを強要されるので勉強にならないのです。
ということで、今日の勉強場所は駅前のサイゼリア。このお店の場合、高校生のグループと隣り合わせで勉強することが多いのですが今日は違っていました。
右隣には子供が帰ってくるまでのひと時を過ごしているママ友グループが。左隣には高年齢層向けの谷中ガイドをまとめようとしているオバサングループが。それぞれのグループが話に夢中で、佳境に入るにつれて両方の声がボリュームアップしていきました。
つまり、僕は大声で喋り続けているグループに挟まれながら勉強することになったワケです。
猫たちにナデナデを強要されるのとオバサンたちの大声。どちらが勉強する環境としてはいいのか、さすがに鈍感な僕でも悩んでしまいました。
ただでさえ勉強内容が頭に入ってこないオツムなのに、右側からは子供の躾、左側からは谷中歩きの極意が聞こえてくるのです。そんな状況に置かれながら、中央にいる僕はテキストを目で追いながらブツブツと独り言を吐き出すことになってしまったのです。
そんな状態が1時間ほど経つと、いつもより疲れていることに気が付きました。両サイドから発せられる毒気にやられたのか、もともと僕の調子が悪かったのか。理由は定かではありませんがグッタリしてしまったのは事実。さすがに今日の勉強はギブアップです。
居心地のいい場所で勉強しようなんて安直なやり方に問題があるのか。もう少し考えたほうがいいようです。これまでが快適すぎたんでしょうね。
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