∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

厳しくなるぞ、これからの2年間

【なにしろ敵を攻撃して強くなる大統領だから】

 11月7日夕方。アメリカの中間選挙の結果が概ね判ってきました。上院の勢力は現状通り、下院は勢力を盛り返した民主党が勝利というものになりそうです。

 上院と下院で「ねじれ」が生じたので、トランプ大統領は何をやろうとしても難しい局面を向かるはずだ……、というのが常識的な見方でしょう。
 だが、しかし。敵を叩きのめすことで新たな力を得るタイプのトランプ大統領のこと。民主党を堂々と攻撃して自らの政策(?)を強引に進めようとするのではないでしょうか。

 ──常識的な政治手法では考えられない「呆れ返る」政策を大統領令として発表し、議会の承認を得る前、つまり予算が付く前に実施まで持ち込んでしまう。そのやり方に反発する「敵」には先制攻撃と情報操作で対抗する。──

 世界中どこを見渡しても、民主国家の指導者でここまで徹底して「独裁的な」姿勢を貫いている人はいないでしょう。いたとしても小粒。たとえ政治の素人であっても多少の遠慮を感じとれるものです。

……………

 少なくとも、あと2年間は「歴史に名を残すこと確実な」アメリカ大統領の言動に付き合わなくてはいけないようです。
 今回のアメリ中間選挙の結果が、ただでさえトンチンカンな政治が続いている日本に政治的にも経済的にも大きなダメージを与え、ひいては僕のような極小市民にも影響が出るのではと不安になっています。……ウンザリ!

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