∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡またもや異分子侵入≡≡

かあちゃん」、走る

 夕方、食餌時になり、ご近所を徘徊していた猫軍団が戻り、静かに準備が整うのを待つ。これが我が家恒例の風景になりました。

 がしかし。今日は違っていました。いつもは外で待っている“どこかの黒猫クン”がみんなが食餌している台所まで侵入してきたのです。

 こうなると抗争は必至です。「なんだオマエ」とばかり全員に睨まれて後退りしたところへ「かあちゃん」が襲いかかりました。あの、いつもは静かに全体を見回している「かあちゃん」が全力で黒猫クンに襲いかかったのです。ほかの猫たちは食餌するのを止めて、身体を縮め、成り行きを見守っていました。
 こんな状況になると、縄張りを守ることには猫一倍執着している彼女の攻撃に勝てる猫はほぼいません。黒猫クンが窓から飛び出るのを追いかけて出ていき、数メートル離れた所まで追い込んでしまったのです。

 なぜか、その抗争を見ていたブチくんまで「かあちゃん」を追いかけて出ていきました。当然、食餌そっちのけです。何が出来るわけでもないけれど、自分も追い出し作戦に参加したかったんでしょうね。

 そして今。出ていった2匹はいまだに戻ってきません。事態が落ち着くまでは監視を怠らないといったところのように思えるのですが……。

 何はともあれ、我が家の中をドタバタ走り回り、椅子をヒックリ返すのだけは勘弁して欲しいもの。食べても寝てもいいけれど、運動場にするんじゃないと言いたいところです。

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