毎日が“猫の日”ですが、なにか?
人間たちは、今日2月22日を“猫の日”と決めているそうですが、なんとも不思議な記念日を作ったものですね。毎日が“猫の日”だと信じて生きている私たちにとっては「なんと人間は記念日が好きなんだ」としか思えません。
我が家のエサ係が時々利用しているウィキペディアを覗いてみると、そもそも日本の“猫の日”は、日本で設立された猫の日実行委員会と一般社団法人ペットフード協会が協力して制定したものだとか。呆れたことにロシアやアメリカ、ヨーロッパ各国でもそれぞれ制定されているというじゃありませんか。
ちなみに、9月29日は日本招猫倶楽部が制定した「招き猫の日」だそうですが、招き猫で有名な東京・世田谷区の豪徳寺にしても台東区の今戸神社にしても特段の行事はないようです。
人間が猫族に対して敬意を払ってくれるのはありがたいことですし、広義な意味で動物愛護の精神を育んでくれることにも感謝しますが、我々猫族としては快適な寝場所と充分な食餌、そして適度な遊戯施設と人員、時々甘えたくなる気持ちを満足させてくれる人間、虐待などのない毎日、それだけあれば毎日が“猫の日”。
なにより重要なのは、人間が猫族を常に特別な存在として意識することです。今日だけは猫族を特別視されても満足できません。それが猫族なんですから。
以上、我が家の猫リーダーで絶大な存在感を示している「かあちゃん」に代わってエサ係が代筆させていただきました。
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