∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 開票速報を見ながら ≡≡

盛り上がりに欠けるのは誰のせい?

 現在7月21日23時。参議院議員選挙の開票が続いています。

 毎回国政選挙の夜はリモコン片手に開票速報を見ながら、当確を打つタイミングはどこの局が早いかとか、選挙運動中のレポートはどこが見ごたえあるかなど、選挙結果よりも局ごとの編成や演出のほうが気になり、結果は明日の新聞で確認するのが僕のスタイルです。ちなみに、当確を打つタイミングではNHKが一番早かったように感じています。

 それにしても盛り上がりに欠ける選挙だったと思いませんか。

 憲法、年金、働き方など重要な議案が目白押しで、各選挙区でつばぜり合いが続き、当確を打ちにくい選挙だということは理解できますが、全般的に粛々と開票が進み、番狂わせや政党交代というような劇的な結果は僅かしか出ていないような気がしています。

 選挙期間中に伝えられていた「投票してもどうせ変わらない」「誰がやっても同じ」あるいは「政治なんて判らない」というような心理がそのまま結果に反映されているのでしょうか。それとも国民に「何が何でも変えなきゃ」という切実感や危機感が乏しいからでしょうか。

 令和最初の国政選挙も、ここ数年続いている「期待はしないが義務は果たす」という国民心理が反映された結果に終わりそうです。
 そろそろ「日本はどうあるべきか」とか「自分の主張を代弁してくれるのはどの政党や立候補者なのか」を判断材料にした政治参加で日本を支えていこうという意識が国民全体に浸透してもいい時期に差し掛かっていると思っているのは僕だけなんでしょうか。

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