∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 三ノ輪に行けば ≡≡

やっぱ、チキンカツ、でしょ

 東京都荒川区南千住。最寄り駅は日比谷線三ノ輪、都電荒川線三ノ輪橋。大きな商店街はジョイフル三ノ輪

 ちょっとしたヤボ用があって久しぶりに三ノ輪に出掛けました。

 自宅から自転車で約20分なので行こうと思えばいつでも気楽に行ける所なのに、よほどのことがない限り行かない東京23区の中でも極めつけの“ど下町”。とはいっても行かないと収まらない事があれば行くしかない。そんな気分で出掛けたんです。

 ヤボ用を終わらせて、フラフラと自転車を漕ぎながら「さて、三ノ輪なんだからチキンカツを買わなきゃな」と、ジョイフル三ノ輪の鳥肉専門の惣菜屋さんへ向かったのです。
 何時のことだったか、ここのチキンカツを買って、その大きさと揚げ具合いの良さにビックリしたことがありました。それ以来、三ノ輪に来るとチキンカツを買って帰るようになったのです。というか、チキンカツ目当てに来ていると言ってもいいくらいです。

 店主のオジサンが考えたのか、それとも2代目のアジア系の奥さんが考えたのか。チキンカツの大きさが2種類になっていたり、大葉で巻いたササミカツが並ぶようになっていたりとメニューも増えていました。もちろん、じゃがいもコロッケと鳥ひき肉のメンチを合体させた「メンコロ」や、ゆで卵を鳥ひき肉で包んだスコッチエッグ風の「メンタマ」、ちょっと甘めのタレで子供に人気の大ぶり焼き鳥も健在でした。
 ちなみに、どの商品も「この値段でいいのかな」というくらい。まさに“ど下町”価格です。

 店の奥で作られる鳥惣菜はどれもこれも「○○グルメ」と騒がれるものとは一線を画したもの。「気取らず、儲けすぎず、丁寧に作る」という姿勢が反映された庶民の人気者とはこうでなきゃという見本のようなものばかりです。

 ということで。今夜はチキンカツのタルタルソース添と玉ねぎフライ、そしてササミと水菜のサラダをがっつくことにします。

[3199]