傘を持ってるのは僕ひとり
朝の天気予報を聞き間違えたようです。
薄い縮れ雲の間から青空を見上げて「本当に降るのかな」と思いながらも傘を持って出掛けたんです。
ところが、昼近くになっても雨雲なんてどこにも見当たりません。むしろ、雲が減り、すっかり晴天になってきているではありませんか。午後半ばになっても晴天。陽射しがチリチリと肌に刺さるような夏の日になってしまったのです。
駅でも、街路でも、周囲を見渡しても傘を持っているのは僕ひとりのようでしたが、それでも僕は傘を持ち続けました。
帰宅してテレビの天気予報を見ていると、なんと雨が降るのは明日とのこと。今日の天気から明日の天気と番組が進む中で明日の天気だけを見聞きして「オッ、今日は雨か」と早とちりしたわけです。
おバカというか、オッチョコチョイというか、それともトボけたオッサンと言えばいいのか。
マッ、準備のいい人と自画自賛しておきますか。
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