∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ なり続く雷 ≡≡

怖いけれど魅力的なパフォーマンス

 遠雷を聞き、大急ぎで帰宅。辛うじて雨には会わずにすみましたが、雷自体は徐々に近づいて来ていました。今は、雷の御一行様が大合唱しているような状態です。

 危機が迫ってきているのを象徴するようなゴロゴロという音、危機の最中にいるような気分にさせられるバリバリッという音。被害を想像してしまうドカンッという音。どの音を聞いても不安と緊張が増してしまいます。
 それなのに、同じ雷でも稲妻となるとちょっと趣が変わってきます。ビカッ、シュシュシュッ。雨まじりの暗い空を舞台にして、金属的で鋭い光が踊り狂うのを見ていると、一度限りで二度と同じものと出会うことのない貴重なパフォーマンスを見せてもらったような気持ちにさせてくれるのです。

 雷。それは音で不安と緊張を味わい、光で一期一会の体験を堪能するもの。

 ちょっとカッコよく言えば、こんな感じになるでしょうか。マッ、取りあえずは「おヘソを隠して雷様に取られないようにする」のが第一ですが。

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