∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 味噌けんちんの小鍋仕立て ≡≡

お好きだったんですねえ

 多少、身体が動くようになったこともあり、今夜は「根菜類と豚肉の味噌仕立て」つまり味噌けんちんを食らってやろうじゃないかと作ってみました。それも『小鍋仕立て』にしておけば調理も簡単じゃないかとばかり、材料を整えて食卓へ。もちろん、居付き猫たちに僕の食事を邪魔されないようカニカマやサラダチキンも用意した万全な態勢の出陣です。

 食卓でガス火が燃えることになる『小鍋仕立て』にしたおかげで、猫たちも寄って来ないので最初は久しぶりに「美味しい」食事を楽しんでいました。
 しかし、それも中盤まででした。
 火との距離を測っていたのか、白猫の姫が膝の上に乗り、鍋物用の取皿「とんすい」の中にあった肉をバクッ。3切れほどあった肉を持って部屋の隅に逃げていったのです。
 しばらく経って口の周りをペロペロ舐めながら帰って来た彼女の目は「狙いはここね」とばかり鍋に釘付けになっていました。
 彼女が火傷すると困るので、すぐにガスを消し、入っていた具材を食べきりました。僕の食事も「ごちそうさま」です。
 ところが、ちょっとだけ食休みとベッドの上でゴロゴロしていると彼女に不穏な動きが。なんと鍋に残った汁を舐めて始めたんです。肉や野菜の旨味と味噌の風味、なにより肉の油が浮かんでいる汁を彼女は見逃さなかったワケです。

 なるほど。「味噌+豚肉」は人間だけじゃなく猫にとってもゴールデン・コンビネーションだったんですね。
 このパターンも「落ち着けない食事」だということがよく判りました。フーム、この冬も大騒ぎしながらの食事が続きそうです、ナ。

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