地始凍:ちはじめてこおる
夕方近く、ざっと雨が降った後で急激に気温が下がり、ゾクッとするような寒さを感じることになった一日でした。
七十二候では今日から「地始凍:ちはじめてこおる」時期。アスファルトとコンクリートで覆い尽くされている東京の下町で「地面」を探すのは至難のワザですが、きっと地面だって凍るんだろうと思わせるような寒さはしっかりと感じ取れました。
寒気を我慢しながら帰宅してすぐにやったことは冬物衣料を引き出すこと。猫のご飯は後回しです。
居付き猫集団には不評だったようですが、この寒さと付き合っていける冬支度をすることのほうが先決。「かあちゃん」以下数匹が足元をウロウロするなか、セーター、コート、厚手のシャツなどのもっこり衣料を引っ張り出して完了です。
とうとう冬になってしまったんですね。これから数ヵ月、あの気が滅入るような寒さと付き合っていくのかと思うとウンザリしています。
それにしても、七十二候って上手く出来ていますねえ。古代中国で構築され、明治初期に日本に適したものに改定されたものがそのまま通用しているんですからね。
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