やっぱりこういう言葉がいい
今年の新語・流行語大賞が決定しました。大賞は『ONE TEAM』。
我々に鮮烈なインパクトを与えてくれたラグビー・ワールドカップでの日本チームの合言葉だったからというよりも、これこそ今の日本に一番欠けている言葉だと誰もが思っているから受賞したのではと感じています。
やはり新語・流行語はこういった前向きな言葉がいいですね。マイナス思考を感じさせる言葉で今年一年をまとめられるとちょっと寂しいですからね。
集団や組織に属する人間がひとつの目標に向かって進もうとする時、これまでは「一致団結」や「一丸となって」、あるいは「協業」という言葉が使われてきました。しかし、これらの言葉が単なる古臭い標語になってしまい、説得力を失っていました。
誰もが見失ってしまってはいけない姿勢だと理解していても説得力のある言葉や単語が見つからなかったところに出てきたのが『ONE TEAM』だったのではないでしょうか。
十人十色の主張が飛び交うばかりで、一向に進むべき方向が見えてこないという混沌とした世の中に新鮮な衝撃を与えてくれたこの言葉、時代の徒花的なものに終わらずに末永く使えそうな言葉に成長していきそうな気がするのですが、いかがでしょう。
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