新型コロナウイルス市中感染
中国で新型コロナウイルスが猛威を振るい始めてから約1カ月。当初は強硬だが迅速な対応をしているなと納得していましたが、クルーズ船の大黒ふ頭接岸以来、様子が変わってきたように感じるようになってきました。つまり、検疫体制も、予防措置も、隔離体制も……、何もかもが疑問付きな対応ばかりに見えてきたのです。
特に、船の中という小さな空間にいるにも関わらず職種が違うから感染しないという前提にたった検疫作業を知ってからは???が続くようになりました。
なかでも、ドアは分けたけれどそこを通り過ぎると同じ部屋の中というニュースを知った時は唖然としてしてしまいました。感染症の知識がない素人でも危険だと判断できるような防護体制を知ってからは「発症させないためには自己防衛しかないのかも」と感じるようになってきています。
・感染症専門家の知見は充分に活用され、尊重されているのでしょうか。
・よもや職種や立場が違うから感染しないなんて未熟な発想の方はいないでしょね。
・「根性で跳ね返せ」なんて乱暴な根性論で対峙していないでしょうね。
・「必要以上に警戒したり怯えない」姿勢の真意を汲み取っていますか。
・感染症研究に立脚した“立ち向かう医療”制度や指針は整っているのでしょうか。
ニュースに接するたびに疑問は増えるばかり。武漢で治療に当たっている方が「今の日本の体制は甘すぎる」と指摘した動画を知ったときにはゾッとしました。
正直なところ、僕はこれまであまり神経質にならないようにしてきましたが、どうも間違っていたようです。とはいってもマスクは売っていないし、絶対に人混みに出ないなんてことも出来ないし。出来るのは保健所が飲食店の従業員向けに教えてくれる衛生手洗い程度しか思いつきませんが、遅きに失してということにならないようにしたいと思っています。
まずは基本に立ち返って、コンディションに気を配って抵抗力を失わないように注意することからはじめます。
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