赤ん坊猫のお披露目と
お兄ちゃん、お姉ちゃんの公園デビュー
我が家の居付き猫たちのなかで絶対的な存在感を保ち続けている「かあちゃん」が、2月25日に生んだ白毛の2匹を咥えて産屋を出てきました。
いつもどおり押入れの中を産屋にしてから約3週間。今度の居場所は僕のベッドです。つまり、押入れは人間用に返還する代わりに、僕の寝場所を占拠しようというプランのようなのです。まあ、これまでと同じと言えばそれまでですが。
これまで「声は聞こえても姿が見えない」存在だった赤ん坊たちをはじめて見たお兄ちゃん、お姉ちゃんたちはビックリ、オロオロ。どうすればいいのか戸惑っています。なかには、おもちゃや獲物と間違えそうになったおバカさんもいましたが、すぐに「大切に取り扱うべきもの」と理解したようで、いまは遠巻きに新入りの動きを見つめるようになっています。
先日からお兄ちゃん、お姉ちゃんが外で遊ぶようになって、本当の意味での公園デビューをしていました。そんなところにやってきた赤ん坊たちのお披露目です。
これまで通りなら、年長猫たちは社会性や行動力、あるいは自立心や好奇心が飛躍的に伸びはじめるはずです。
そして、保育園を卒園するお兄ちゃんやお姉ちゃんに変わって赤ん坊たちが我が家で社会に出ていくまでのトレーニング期間を過ごし、成猫として育っていくはずです。
こんなに人間社会が混沌としていても、猫社会は着実に歩みを進めているようです。僕は寝場所を探さないといけませんが。
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