もはや“強襲されたスーパー”のような光景
いつものようにスーパーへ。入ってびっくりしました。食品関連の棚にほとんど商品が並んでいなかったんです。
サプライチェーンに齟齬が起きているわけではないし、スーパーの発注体制に問題があるわけでもないのに、棚はガラーンです。
都知事から不要不急の行動を自粛するようにという要請が出てたったひと晩。今日の様相をひと言で表せば「よくぞこれだけ買ったものだ」ということでした。
たったひと晩でスーパーの棚が“ガランドウ”になるなんて異常すぎます。
要請は冷静に受け止めるけれど、万が一なくなったらとか、商品が少ししかないと不安になってしまい、ついつい買ってしまう……。そんな“不安感の崖っぷち”に知らず識らずのうちに追い込まれてしまった人がほとんどではないでしょうか。ですが……。
また始まりました、買い占めが。皆さん、どれだけ“不要不急”の商品を買い占めれば不安が解消するんでしょう。
不安感が昂じた群集心理に「冷静に」とか「モノはあります」なんて言葉は通用しないでしょう。しかし、こんなときだからこそ理性を失わず、冷静にならないといけないはずです。今一番必要なのは「普段どおりに生活すること」ではないでしょうか。
この時点で不安心理に陥ってしまうようならと、この先緊急事態宣言や移動封鎖宣言が出たときにどうなるのか。考えるだけでも恐ろしい局面が待ち構えているような気がします。
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