年度が変わった今、望むこと
4月になりました。昨日から今日へと日付けは1日進んだだけだし、暮らし方自体にもなんら変化はないように感じてしまいがちですが、ご存知のように、この1日には大きな意味があります。
年度が変わり、国も自治体も新たな予算組みで動くようになった。この事実は非常に大きな意味を持っていると考えています。
新型コロナウイルスとの闘いが続くなか、市民には自粛を求め、企業には返済が伴う融資を勧めることしかできなかった施策に大きな変化が起こって当然と期待してもいい状態になったはずです。
このままでは、ウイルスだけではなく「心の病気」や「財布の病気」に侵される市民が急増してもおかしくありません。
特に「財布の病気」が人間に及ぼすインパクトには計り知れないものがあります。
前例なし。効果優先。特例に特例を重ねた大胆な施策。今こそ政治決断や行政の手腕が問われるときです。
我々は、ジワジワと対策を重ねていく従来の日本流では立ち行かない局面に立たされています。もちろん、あとから振り返ってみると、いっときの安心感でしかなかったと言われることになるかもしれません。しかし、闘いに勝つためには奇想天外とも思われるような施策がもっとも効果的だということはお分かりのはずです。
どうかここで、ドカンと目が覚めるような変化を起こしてもらえるように期待します。
［0401 - 3439］
