三社祭10月開催へ
東京の下町といえば“祭”。5月から6月になると毎週末になるとどこかで神輿の渡御が行われてきました。
しかし今年は、コロナの影響で神輿の渡御は中止、神事のみ行うというというものが続出していました。この流れは東京に留まらず全国的に広がっています。
そんななか、浅草・三社祭も予定が正式に発表されました。
当初予定されていた5月18日の神事は、御神前での「新型コロナウイルス感染終息祈願祭」と「浅草神社例大祭延期奉告祭」を神職・総代だけで執り行われることになり、神輿渡御のような行事は10月16日~18日に行われることになったのです。
コロナは祭も蹴散らしました。
正直なところ、今年は無理だなと覚悟していました。それが延期という形でも開催されるのだから驚くやら、胸を撫で下ろすやら。下町の矜持、ここにありと感じています。改めて10月までにコロナを押さえつけてやようという気にもなるというものです。
「新しい生活様式」のなかでの生活に馴染んでいくのも大切だけど、捨て去ってはいけないものもある。そんな「生活の根っこ」の部分をどう取り込んでいくかも大きな課題になってきたようです。
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