4年分の評価はコロナが決める
7月5日。都知事選が終わりました。結果は2期目を目指していた小池都知事の圧勝です。都民だけでなく誰もが夜8時になった途端に当選確実が出ることを予想していた選挙と言っても差し支えないと思います。
雨の中、近くの小学校まで投票に行きながら、今回の選挙ほど「民意を伝える1票」という意識が持てない選挙も珍しいなと思ってしまいました。
女帝と呼ばれても、民意より実績作りと言われても、目立った成果が見えないと言われても、発信力だけで行政を引っ張ってると言われても、誤魔化す時はカタカナでと言われても……。4年間の成果のすべてを吹っ飛ばしてしまうほど大きな事案をコントロールしてきた印象ほど強いものはない、ということでしょう。
これからの4年間は「自信過剰にならず、自惚れず。民意を汲み取り、弱者救済にも目を配る」。こんな姿勢で都政を引っ張ってもらえるとありがたいのですが。さて、どうでしょう。
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