コロナが怖いから避難しない……？
九州と言わず、西日本全域を雨雲が覆い尽くすようになってはや5日。これまでこれが防災の基本だと思っていたものがもはや通じなくなって来ていると感じている方も多いのではないでしょうか。
こんな時代には「命を守る」という防災計画の基本中の基本を満たす行動がいっそう重要視されるようになってきていると思います。
今回の豪雨災害で「コロナに感染するのが怖いから避難するのを躊躇した」というコメントがあったのを知ってビックリしてしまいました。
コロナに感染するが怖いという心情は分からないでもありません。しかし「逃げないと死ぬかも知れない」という緊迫した状況のなかでは「今必要な命を守るための行動」だけを考えるようにすることも防災の基本です。
今、避難所はコロナ感染対策もそれなりに考えられています。
逃げないと死ぬかも知れない時に考えないといけないのは避難所や臨機応変に探しだした場所に避難することです。コロナに感染するかどうかを判断することではありません。コロナは避難してから考えればいいじゃありませんか。
とにかく逃げましょう。“命あっての物種”ですからね。
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