∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 今の状態で出掛けますか ≡≡

Go Toキャンペーン問題

 あと一週間で政府が進めてきたgo To キャンペーンが前倒しで始まろうとしています。

 本当に始めるんでしょうか。百歩譲っても地域や安全対策などの条件設定は万全なんでしょうか。


 今日、東京都はコロナ警戒レベルをもっとも深刻な状態である「感染が拡大している」というレベル4に引き上げました。つまり、目の前に自粛要請や緊急事態宣言が迫ってきていると考えていい状態になってきていると判断しているわけです。

 こんな状態で日本全国一律に「さあどうぞ」と旅行を推奨するキャンペーンを始めても皆さん「よし行こう」と出掛けられるんでしょうか。
 感染していないはずだと判断している人が近隣地域に出掛けるのならまだ納得できますが、いかがなものでしょう。
 少なくとも、「諸悪の根源」や「感染源」に始まり、「東京問題」とか「東京差別」と言われている“東京人”がノコノコと出掛けても心の底からの歓迎は受けないと考えるのが妥当ではないでしょうか。


 そもそも旅行というものは、「ああ、のんびりしたい。非日常の生活に浸りたい」という心身の開放感を得るためや、「美味しいものが食べたい。絶景を見てみたい。知らない街を歩いてみたい」という健全な好奇心を満たすために行くものだと思います。
 少なくとも、現在、日々コロナ感染を警戒し続けている東京人が「よし行くぞ」という気持ちになれるとは到底思えないんです。
 たしかに、東京から逃げ出せるのならどんな機会も逃さないと考えている人もいるでしょう。しかし、そういう人は時間にも金銭的にも余裕があるうえに、現地で接触を避けられても意に介せずという少数派なのではないでしょうか。


 特にコロナを警戒する意識が強い地域から「できるだけ来ないでほしい」というメッセージが出してもらえればすっきりするかもしれません。以前、神奈川県が打ち出した「湘南には来ないでください」というメッセージのようなものです。
 もちろん「東京人だからといって白い目で見ないから、ぜひお出でください」というウエルカムエリアがあってもいいでしょう。

 今回のGo To キャンペーンは、これまでのコロナ対策と同様に「政策は政策。現実を受容するかどうかは生活者次第」という姿勢が顕著に出たものと言い切ってよいのではないでしょうか。

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