晴れやかな気持ちで感謝を
今日、長かった梅雨が明けました。明日からは一気に暑くてクラクラとするような夏と過ごすことになります。ホッ。
それはさておき。今日は「田の実の節句」と言われる八朔です。
本来は旧暦の8月1日(新暦の9月下旬)に農家がお世話になっている方に初穂を贈った日として定着していた日ですが、新暦になってからは「田の実=頼み」と読み替える風習だけが残り、今では農業が盛んな地域で行われる五穀豊穣の祭礼として残るだけになっているようです。
唯一、全国的に有名な行事として残っているのは、京都の祇園で芸妓さんや舞妓さんがお茶屋や芸事のお師匠さん宅へ挨拶に回ることだけではないでしょうか。
今、感謝を伝えるとしたら医療従事者とコロナ関連業務に携わっている皆さんということになります。未曾有の大混乱のなかで、よくぞここまで我々の日常生活を守ってくださっていることに改めて感謝するばかりです。
梅雨明けの晴れやかな気分のなかでコロナと闘う人々に感謝を伝える。ちょっとだけ、清々しい気持ちになれたような気がしています。
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