締めの節句・菊の節句・栗の節句
1月7日=人日(七草)の節句。3月3日=上巳(桃)の節句。5月5日=端午(菖蒲)の節句。7月7日=七夕の節句。9月9日=重陽(菊)の節句。
今日9月9日は古代中国の陰陽思想を由来とする五節句のうち、その年の最後に行われる年中行事の日です。
陰陽思想では節句が邪気を払うための祭事だったが、日本に伝来後、転じて祝事になったというような難しい話や、締めの節句とされて、なぜ11月11日が節句として取り上げられなかったのかというような疑問解明は専門家の方にお任せして、個人的な印象を。
菊の節句と言うけれど、菊が苦手な僕はどうしよう。別名になっている栗の節句に視点を合わせて栗を食べる日にしておこうか。端午の節句だって柏餅だけが楽しみになんだからいいはずだ。
とうことで、コンビニに行って甘栗と栗のカップケーキを買ってきました。「そこそこ美味しい」コンビニスイーツだけに、「そこそこ楽しめた」と満足しています。これも個人的な季節感の取り入れ方として納得しています。
これで「一年でもっとも邪気が強い日、転じてもっとも気の流れが高まる日」の行事も収めました。あとは年の瀬に向けて好機が訪れてくれることを願うだけです。……ホントかな。
[0909 - 3608]