コロナを抑えないことには
健康も経済も維持できない
東京都393人、北海道220人以上、兵庫県81人、大阪府237人。11月12日18時現在発表されているコロナの新規感染者の数値である。おそらく、感染者が急激に増えているほかの地域でも昨日より多くの新規感染者が発表されるのだろう。
保健所や専門家から「コロナの第三波がやってきた」と言われなくとも、素人でもここまでの推移とは違うと容易に分かる数字である。
多くの人たちは、直感的により一層の危機感をもって過ごさなければと思うはずである。ところが、いまだに「コロナなんて関係ない」とか「罹っても大したことはない」と豪語している人も一定数存在していることも事実である。
口だけマスクやアゴマスクなんて当たり前、なかには濃厚接触者と判定されてもPCR検査を受けること自体を拒否する人もいるという。
未知の脅威に直面した時、異常なほど警戒する人がいるかと思うと、正反対に強がりを見せる人もいる。もちろん、実態を知ろうとすることなく、形だけは従っておこうという面従腹背型といる。
個々人の意識の違いや、感染症に対する温度差も許容しなければと言っている時ではないと感じている。このままでは感染症が引き起こす弊害は増えるばかり。経済復興どころではなくなる危険性だってあるだろう。
今こそ「コロナを抑えないことには、健康も経済も維持できない」という大原則に立ち返るときではないだろうか。
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