∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 今日の言葉は『中和抗体』 ≡≡

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市井の民は毎日が勉強。そして混乱

 ニュースを見ていたら『中和抗体』という言葉が出てきた。どうも、コロナに罹患し、回復した人の体内に留まっている再感染させない抗体、つまりパーツのことを言うようだ。この抗体が体内に残っている割合が多ければ多いほど再感染しないということらしい。

 この言葉を聞いて「善玉コレステロールみたいなものか?」ということと「弱毒化した抗体で感染を予防するワクチンに入っているのがコレなのか?」という素朴な疑問が頭のなかに浮かんできた。

 報告によると、その中和抗体の99%以上が、最低でも、半年間は体内にいてくれるとか。まだコロナ禍が始まって半年強のため、それ以上のデータが取れないという状況を考えるとかなり成績がいいようだが、変異して弱毒化したウイルスが攻撃性の強いウイルスの動きを止めるというメカニズム自体よく理解できていない身としては「ああ、そうですか」と納得するしかない。

 振り返ってみると、最初は「マスクと手洗いが最大の予防策」ということさえ半信半疑だった。それが今や「マスクは基本のキの字」になっている。大型クルーズ船でクラスターが発生したときには「クラスターってなんだ?」と疑問が湧いたし、そもそも「清潔と不潔」というエリア区分さえ知らなかった。

 よく人生は毎日が勉強と言われるが、コロナに関しては文字通り勉強の日々。学生時代以来、これほど専門用語を詰め込んだことはないと言っても過言ではない。
 初めて聞いた時は「いったい何が何だかよく分からないが、きっとこうだろう」と推測するしかない用語ばかり。
 勉強するのは苦ではないが、混乱していることは確実。いったい、この専門用語のシャワーはどこまでいくのだろう。

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