∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ はじめて経験するクリスマスイブ ≡≡

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見た目はダウンサイジングでも
つながりは濃厚に

 12月24日。クリスマスイブ。

 コロナ禍の影響で今年は経験したことのないクリスマスイブになりそうだ。
 とはいえ、親しい人と心のこもったプレゼントを交換し、温かい時間を過ごすという目的自体に変わりはない。要は、改めて人と人とのつながりを確認できればヨシとする、いわば、濃縮したエッセンスだけにフューチャーした日になるのだろう。
 密になりたい人とのつながりにも気を使わなかればいけないクリスマスイブを迎えるなんて夢にも思わなかったと戸惑っている方も多いのではないだろうか。

 クリスマスから新年へ。忘年会から新年会へ。なんとも人と接近する機会の多いことか。コロナ禍のおかげで年末年始がいかに人とのつながりにとって重要な時期だというのを体感できたような気もしている。
 キリスト教と仏教と神道を使い分けるなんて…などとヤボなことをいうのは止めておこう。節目の行事は人生の潤滑油でもあるのだから。

 それにしても、である。

 密を避けながらのクリスマスイブが終われば、次に来るのはお正月。密の上にも密を重ねるのが当たり前の時が来る。本音と建前が混在すること必至の忘年会と新年会だって忘れられない。

 どうしようと意気消沈したり、逆に、かまうもんかと無節操になる必要はない。見た目はダウンサイジングしたけれど、その分、心と心のつながりは濃厚になったと思えるような工夫さえあればこんな年のクリスマスだって楽しめると考えれば味わい深くなるはずだ。

 ……そう考えておこう。そうすれば記憶に残る一日を体験できるのだから。

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