∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 1月2日 ≡≡

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やけに窮屈な今年の正月

 私は例年10数社寺に初詣に出かけるのを恒例にしてきた。しかし今年は、まだ4社寺しかお詣りに行っていない。コロナ禍の今、不要不急の外出は避けてほしいという“要請”を素直に聞いた結果である。
 ちなみにどちらも人出は極端に少なかった。なかには誰もいなかった所もあった。
 初詣なんだから、なんとか正月中に例年お詣りしている社寺のすべてを巡りたいと思ってはいるが、どうなることか。ひょっとすると立春近くになってようやく巡り終えることになるかもしれない。

 それにしても窮屈な正月になってしまった。

 寝正月という言葉がある。これだって、正月らしい会食や外出という多くの選択肢の中で寝るという行為を選んでいるから寝正月という存在感を発揮するのだ。今年のように、ほかに選択肢がないから寝て暮らそうというのはただの休憩時間でしかない。飼育係があまりにも家にいるのが不思議なのか居付き猫たちだって戸惑っているに違いない。

 崖っぷちの経済状況。妙な緊張感が漂う外出。“今が底”と厳しく自分に言い聞かせて静か過ぎる正月を乗り切るしかないようだ。

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