効果は限定的というが……
予測や期待ではなく、事実として書いても差し支えないだろう。明日、1月7日に二度目の緊急事態宣言が発出される。
ただ、今回の宣言では効果は限定的で劇的な効果は望めないという専門家の意見を聞くと、これが日本の政治的な限界なのかと冷めた気分になってしまう。
いまさらだが、感染者が急増しても、マスクと手洗い、消毒、三密を避けるという予防策だけでよくぞ耐えてきたものだ。
日本の緊急事態宣言は具体的な結果よりも心理的な効果のほうが強いもの。どれだけ警告してもコロナ禍を甘く捉え続ける人たちが減れば、それだけでもヨシとすべきなのかもしれない。
効果が限定的でも結構。束の間であっても落ち着ける時が戻ってきてほしい。今はただそう願うばかりである。
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