∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 酒が飲めない居酒屋とは ≡≡

 

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▲『穀雨』‥光り輝き、雨が芽吹きのきっかけに

ウーン。
やってくれるわ、緊急事態宣言

 東京や京阪神に発令される緊急事態宣言の詳細が徐々に見えてきた。
 期間は4月25日から5月11日まででほぼ決定。
 要請されるのは、大規模商業施設や遊興施設などへの休業や都立公園の使用禁止、路上飲みの抑制などのほか、飲食店には時短営業や酒を提供しないことなどが考えられているようだ。

 まだ正式発令されていないので、おいそれとは言えないが、このままいけば東京や京阪神には“酒の飲めない居酒屋”と“のれんを下ろした飲食店”ばかりになる。つまり「夜8時までにノンアルコールビールと焼き鳥で盛り上がる」ことになるわけだ。

 “酒が飲めない居酒屋”。もともと酒が飲めない私でさえ、この要請には驚くと同時に困惑してしまった。

 やっても休業要請、せいぜい営業時間の短縮程度だと思っていたが、思い切った制限を掲げたものだ。しかも、酒を飲んで大騒ぎしたければ隠れて飲むか、要請無視の店で飲むか、それでも我慢できない人は家で飲めというおまけまでついている。

 事実上の休業要請と夜遊び抑制が感染予防に効かないわけがない。

 少なくとも、これまで「ついつい誘いに乗って」飲んでいた人たちは腰が引けてしまうはずだ。人の集まる大規模商業施設の休業と併せればかなりの効果が望めるだろう。

 とはいっても、飲食店や関係している卸業者にとっては悪夢のような要請である。いくら感染予防のカナメとはいえ、最上級の厳しい要請である。
 ところで、この業界への補償はどうなっているんだろう。まさか従来どおりではないと信じたいのだが。

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