∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 要請に関しての素朴な疑問 ≡≡

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緊急事態宣言中の
追加要請は許されていないのか

 延長される緊急事態宣言の内容が少しづつ明らかになってきた。国として新たに追加する要請もあれば、解除する要請もある。自治体によって事情が違うことを考えれば、国が決定するグランドデザインと自治体別のディテールという構造は肯ける。

 今回新たに加えられた要請のなかに「酒類の店内持込みを許している場合は休業要請」と「路上・公園等における集団での飲酒」いうものがある。これまでの宣言期間中に多く見られた現象への制限である。

 この制限の追加自体は妥当な措置だと思っている。だが、なぜこの時点で追加することになったのだろう。もっと早くから追加することは出来なかったのだろうか。

 法律や条例のように、一旦決めてしまったら改定には議会による議決が必要というものではないのだから、期間中であっても“お願い”ではなく“要請”として追加しても差し支えないと思うのだが、掟破りなんだろうか。
 “抜け道塞ぎ”のように捉えられて大きな反発も予想されるが、目標達成を阻害する大きな要因は即制限するという厳しい態度を取ることで国や自治体の覚悟も示すことが出来るし、なにより大きな世論形成になるはずだ。

 一刻も早くコロナ禍を収束させるためには手段を選ばない。国と自治体の覚悟と緊迫度を示すためには、こんな姿勢も必要ではないだろうか。

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立夏の候』‥夏の始まりは新緑と薫風から
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